介護殺人防止法(案)

「限界だった」たった1人の介護の果て
なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 2019年10月8日早朝、女性は神戸市須磨区の自宅で同居する祖母の口にタオルを押し込み、窒息死させた。認知症だった祖母には、徒歩5分以内に住む3人の子供がいた。女性の伯父、父、叔母だ。にもかかわらず、介護は家族の中で女性がほぼ1人で担った。

10/28(水) 12:07配信

心神喪失だろうが何だろうが殺人は殺人なので有罪判決(執行猶予付)には同意しますが、そもそもこんな状態に女性が陥る事を許容した社会がオカシイを思います。

新しい法律を制定しましょう。

介護殺人防止法(案)

第一条 全ての人は親族の介護を自ら行う義務を負わない。

第二条 何人も他者に介護を強制してはならない。

第三条 前二条は介護するものが業として行う場合は除く。

(介護する同居人の義務)

第四条 同居人は要介護人を居宅介護する場合、介護の継続に支障がないか医師の診断を月に1回以上受けなければならない。

 同居人は前項の診断結果に問題の有る場合、担当介護支援専門員にその旨を連絡しなければならない。 

(介護支援専門員の義務)

第五条 介護支援専門員は、同居人が要介護者を介護する場合、同居人の健康状態に問題がないか月に1回以上確認しなければならない。

第六条 第二条に違反したものは十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。


同居を始めて2週間で、女性は限界を察した。「介護は無理かもしれん」。父と叔母に伝えた。

こんな時、この法律があれば父とケアマネ(介護支援専門員)に臆すること無くこう伝えられると思います。

「私に介護は無理なので同居はできません。後はよろしくおねがいします。」