列車ドライブ・レコーダーを設置すべき!

京急脱線事故 運転士「通常ブレーキ後に非常ブレーキかけた」(tvkニュース(テレビ神奈川)) - Yahoo!ニュース

先月、横浜市神奈川区京急線の踏切でトラックと電車が衝突し38人が死傷した事故で、京急の男性運転士が「通常ブレーキをかけた後に非常ブレーキをかけた」などと話していることが分かりました。

最終更新:10/28(月) 13:37
tvkニュース(テレビ神奈川)

事故から1ヶ月以上経過していますが、今だに詳細原因が解明されていないようです。

いつブレーキ操作をしたか事故時の状況を把握できるように速度情報と共に記録すべきだと思います。

さて法律を調べると

 鉄道に関する技術上の基準を定める省令

第86条の二 列車、運転指令所その他の必要な箇所には、列車の運転状況を記録するための装置を設けなければならない。ただし、列車の最高速度が低い場合又は構造上の理由によりやむを得ない場合は、この限りでない。

何と既に有りました。

本条文は2005年4月JR西日本福知山線脱線マンション激突事故を契機に2006年7月に施行されており、既存の全車両にはまだ適用されていないのかもしれません。

あるいは記録装置の仕様が充分でなく、どの時点でブレーキが作動したのか分からないのかもしれません。

あるいはトラックとの衝突で記録装置が損傷したのかもしれません(T^T)。

 

列車前方の映像も車のドライブレコーダーのように記録しておけば、事故状況を詳細に把握でき対策の検討に役立つのではないかと思います。

またその映像を客車内の液晶画面に写せば、運転士の視点で走行風景を見られて鉄道マニアでなくても楽しめて良いのではないかと思います。

  鉄道に関する技術上の基準を定める省令(追加案)

第86条の三 前条の運転状況には列車前方の動画映像を含むものとし、可能な限り列車の客車内で、その映像を視聴できるようにしなければならない。